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虫歯になると抜くか、削って詰め物をするかといった治療をすることになります。そんな事態にならないために日頃から予防に努めたいものです。看護師の仕事をしているとたくさんの患者さんと毎日会いますので、口元が気になります。きれいな歯を保つために毎日のケアと日頃から良い歯医者さんとのつきあいも必要になります。そんな歯医者探しのお手伝いのためのサイトです。
わたしたちが子供の頃は、学校で健康診断と一緒に、歯科健診も行われていました。口の中を覗いている先生が早口で唱える暗号のような言葉の中に「C」が含まれていないか、ドキドキしながら耳を澄ませたものです。この「C」とは、虫歯を意味するようで、程度に応じて「C○~C4」に分類されています。虫歯が見つかると、母親に歯医者に連れて行かれ、痛い思いをしたという人は少なくないでしょう。あの独特の「キュイーン!」という音に、恐怖を覚えたものです。大人になると、会社での健康診断を受けますが、なぜか歯科健診はありません。本来であれば、健康診断と同様に、歯科健診も年に1回~2回は受けるべきなのですが……。
アメリカでは年2回、スウェーデンでは年1回の歯科健診が定着しているのに対し、日本では1年間未受診という人が半数以上も!!この原因として、子供の頃の歯医者さんに対する悪印象が少なからずあると考えられます。そのため、虫歯や歯周病の早期発見や治療が遅れ、重症化するケースがあります。また、歯科医から、プラーク(歯垢)の落とし方を教わる機会も少なく、日頃のケア不足によって歯を極端に悪くする確率が高いようです。たとえば、フロスの使用率は、日本と欧米で大きな差があります。アメリカやスウェーデンでは、歯ブラシ以外に、フロスを使っている人が6割を超えています。一方、日本では19.4%の人しか使用しておらず、明らかに少ないのです。
70歳の時点で、日本人に残っている歯の平均本数は16.5本。スウェーデン人に残っている歯の平均本数は21本。明らかに、日本人の方が、残っている歯が少ないといえるでしょう。歯が20本を下回ると、「ものが噛めない」などの生活に不都合が出てくると言われています。
70歳になっても、元気な歯を残すために、予防歯科を始めましょう。大切なのは「プロケア」と「セルフケア」です。歯科医院へ行き、お口の健康維持に関する基礎知識を一から教えてもらいましょう。その上で、毎日の「セルフケア」を欠かさず行ってください。
歯科健診は、最寄りの歯科医院や自治体の保健センターなどで受けられます。かかりつけの歯科医院での健診費用は、健康保険適用外になるため自己負担となります。ですが、健診をしておくことで、健康増進、発病の予防となります。ぜひ、歯科健診を受けにいきましょう!!
今や歯医者はコンビニより多いと言われています。そんな多くの歯医者の中から、間違いのない良い歯医者を見つけるにはどうしたらいいのでしょうか?まず、避けるべき歯医者の特徴をご紹介します。歯をすぐ抜こうとしたり、インプラントを執拗にすすめてきたり、カウンセリングがなかったりするような歯医者には要注意です。
良い歯医者を見つけるためには、すでにその歯医者にかかっている知人などに聞くのが一番ですが、その知人もその一つの歯医者しか知らない場合、ほかとの比較のしようがありません。そんな場合はインターネット上の口コミや評判を調べてみるのも一つの方法です。多くの人の意見が集まっていますので、その意見を参考に自分に合う歯医者を探すことができます。その上で直接電話をして確認してみるといいでしょう。
デンタルフロスは繊維で歯間を掃除する道具です。歯ブラシでは除去することのできない歯の間のプラークや歯の隙間に挟まった食べかすなどをデンタルフロスで取り除くことができます。歯間の清掃だけでなく、デンタルフロスには虫歯の予防や歯周病の予防といった効果もあります。